近年、環境問題の深刻化がメディア等で頻繁に取り上げられるようになり、
消費者のエコに対する関心は日増しに高まっています。
エコバックやマイボトル、エコカイロなど、エコ関連グッズが次々と
登場し、「エコ」という時代のキーワードは消費者の生活の一部
として定着しつつあります。
そんな消費者の関心があつまる「エコ」ですが、
エコへの取り組みを謳っているお店は、意外に多くありません。
そもそも、レストランやサロン等は生活者にとって
非日常の空間であり、心地よさを追求する場所です。
そのような場所でエコを打ち出すのは、顧客満足の観点から見て好ましくない、と
考えられてきたのです。
しかし、時代の変化とともにお客の意識にも変化が見られるようになってきました。
消費者は積極的に「エコ」関連の商品を手に取るようになり、
エコに対してネガティブなイメージを持つ人が少なくなりました。
逆にエコに取り組むことで企業が評価される時代になったのです。
そこで、エコ・プロモーションに取り組んでみたいとお考えの
飲食店やカフェの店長様の為に、お店でできるエコ・プロモーションを考えてみました。

- ポイントカードのポイントの一部を砂漠緑化プロジェクトなどの活動資金として
NPO団体等に寄付します。

- My箸をお店で販売し、ボトルキープのようなカタチでMy箸をお店で預かります。
My箸利用者用のポイントカードを作成し、箸の利用毎にポイントを付与します。

- 料理の食べ残しがなく、キレイにたいらげたお客様には、食べ残しがない事への謝礼としてポイントを付与します。残飯等の廃棄物を減らすことで、ゴミの量を減らします。

- 食べきれなかった料理をペットの餌等にしてもらうため、ドギーバックに入れて
持ち帰れるようにします。残飯等の廃棄物を減らすことで、ゴミの量を減らします。
※ただし、料理によっては食中毒等の問題もあるので注意が必要です。
このように、ざっと上げただけでも飲食店やカフェが取り組める
エコなプロモーションはいくつもあります。
しかし、表面的なエコ・プロモーションを展開するのはオススメしません。
なぜなら、カタチだけのエコ対策はむしろ逆効果だからです。
中身の伴っていないエコ対策は、消費者の受けを狙った打算的なものだと見られ、
逆にブランドのイメージを悪くしてしまいます。
これでは本末転倒です。
そこで、予めエコ・プロモーションに取り組む前に知っておいて頂きたい、
エコ・プロモーションを成功させる為に重要な5つのポイントを紹介します。

お店のコンセプトにあったプロモーションテーマの設定が好ましいです。
お店のイメージとテーマの親和性が高いほど、消費者の理解を得られ易いようです。
個人レベルでのエコ活動ではなく、お店全体を挙げての取り組みなっているか
どうかも重要です。
本気で問題に取り組んでいるかどうかは大変重要です。「売らんかな」という
お店の気持ちが見え透いていると、逆にお客の信頼を失いかねませんので注意しましょう。
お店内だけの取り組みにとどまらず、地域やコミュニティに連鎖するような
二次的な活動の展開も視野に入れ、継続性を持って取り組む必要があります。
どんなに社会的に正しい、あるいは理にかなっていることでも消費者の意識
によっては受け入れられない場合もあります。経済的な状勢やマインドの変化を
とらえ、消費者に受け入れられ易いアプローチを心がけましょう。
以上がプロモーションを成功させる為のカギとなる
主なポイントであると思います。
エコ・プロモーションはブランドのイメージアップが期待出来ますが、
逆もまた然りです。
「本気で取り組みたい」という強い意志がなければ、なかなか続かないものです。
プロモーションによる短期の売上を求めるのではなく、ブランドの育成といった
中・長期的な視点を持ってエコ活動に取り組まれる事をオススメします。








