近年、テレビや業界誌等で繁盛店をテーマにした特集等が組まれる機会が
増えてきました。そして、繁盛店を語る番組や記事の中でよく耳にする
魔法のコトバがあります。そう「ブランディング」です。
ブランディングとはお店の価値をアイコン化することであり、
競合との差異を明確にし、市場における独自のポジションを獲得
することです。そして、お店のファンを創造することが目的です。
末永くお客様に信頼、評価され、選ばれるお店になる為には、
ブランディング戦略が大切だといわれています。そして、
それは多くの繁盛店や企業が実際に証明してくれています。
しかし、一方で多くのお店や中小企業がブランディングに失敗し、
成果をあげられていないというのが実情です。
その一番の原因として「ブランディング」=「デザイン」と考えられている
点にあります。ブランドはサービス、デザイン、ネーミング、
コミュニケ−ションなど複数の要素から成り立っています。
そして、その複数の要素をミックスしてお店の価値を伝達する
ということがブランディングなのです。
ブランディングに失敗するお店や企業の多くは、
表層的なデザインというものばかりにとらわれ、本来の
ブランディングの役割である”価値をアイコン化し、伝達する”
ということを忘れてしまっています。これでは上手くいきません。
価値のないところにブランドは生まれませんし、他店との違いを
明確に謳えなければ独自のポジションを獲得することも難しいでしょう。
つまり、ブランディングにおいて本当に大事な事は
「お店の価値を創造すること」
「お店の価値を伝達すること」
そして「お店の価値を記憶・想起させること」なのです。
お店の価値を創造するについては「はじめてのマーケティング」をお読み下さい。
ここでは「お店の価値を伝達すること」「お店の価値を記憶・想起させること」に
ついてより詳しくお話ししたいと思います。
まず「お店の価値を伝達すること」についてですが、
大きくいって伝達には3つの手法があります。
1つ目は広告・宣伝です。
チラシやフライヤー、ポスター、CMなどの広告の出稿や、
お店のスタッフが来店したお客様に対して行うトークなど、
お店が自ら価値情報を発信する事で伝達する方法です。
そして2つ目はPRです。
PRは雑誌やテレビ・ラジオ等の各メディアに自店の価値を発信し、
メディア側から自店の価値を伝達してもらう方法です。
そして3つ目は口コミです。
実際にお店に来店して価値を体験したお客様やメディアや広告を通して
価値情報を知った消費者による情報提供やブログの記事等の
口コミによりお店の価値を伝達してもらう方法です。
以上の3つの手法を上手に活用する事で、広くお店の価値伝達を行う事が出来
お店の魅力を高めていく事が出来ます。
次に「お店の価値を記憶・想起させること」について。
例えば、有名な企業や商品を想像してみて下さい。
企業名や商品名と一緒にロゴのイメージが連想されるのではないでしょうか。
ロゴやネーミングは「価値の受け皿」なのです。
お店で受けたサービスや商品などの諸々の経験や印象が、ロゴや
ネーミングといった「受け皿」に収納し記憶されるのです。
どんなに良い商品やサービスを提供していたとしても、
その商品やサービスを記憶してもらえなければ、価値の垂れ流しに
なってしまいます。また受け皿自体が複雑で記憶しづらいものであると、
これもまたもったいない事です。つまり価値の受け皿となるロゴや
ネーミングは記憶し易いものがよいということがいえるでしょう。
そしてロゴやネーミングにより価値を記憶させた後は価値を再度想起させるです。
価値の想起には価値の伝達で登場した3つの手法が効果的です。
広告やPR、口コミなどによりブランドを再度認識させる
事で受け皿に収納されているお店で受けた体験や感動等の価値情報が
思い出されお店の記憶がよみがえってきます。
そしてこの循環を繰り返す事で、お客の中でブランドに対するイメージが
徐々に醸成されていき、お店の価値がアイコン化されていくのです。
最後になりますが、ブランディングについて少々付け加えさせて頂きます。
ブランドの価値が高まれば、顧客のファン化を促し、さらにその評判が口コミとなっ
て売上がアップするでしょう。また、従業員のモチベーションもアップすることで
売上やリクルート活動等にも好影響が出ます。しかし、一方でブランドの価値が下
がった場合には、お店の売上のみならず信用をも失うという事になります。
一見いいことずくめのようにおもえるブランディングですが、その効果は諸刃の剣
である事を知っておいて下さい。
シー・デザインラボでは、ブランディングに取り組みたいとお考えの
オーナー様や店長様をサポート出来るよう、
大変お得なブランディングパックをご用意しております。
お店の価値を高めるハイクオリティのデザインアイテムの製作のみならず、
それを幅広く展開させることを考えた、戦略のご提案もさせて頂きますので、
これからブランディングを始めよう、とお考えのお気軽にご相談下さい。










